2019年

おでんでドンペリ
2019年 · 2019/12/30
いつ入手したか、その存在さえ忘れていたドンペリが、自宅で眠っているのを発見!、なんて事があるんですね。 大掃除で、本棚下のワイン置き場を整理していたら-----いえ、整理するほどワインはないけど、もう呑まなくなったウイスキーの箱が多少あって----。それに並んで、正体不明の箱が押し込まれているのを見つけ、不審に思い、引っ張り出したわけです。

気がつけば晩秋
2019年 · 2019/11/14
お変わりありませんか。私、初秋にノド風邪をこじらせ、“咳”と“頭痛・肩コリ”に悩まされ、マスク怪人に成り果てて半月。やっと咳が止んだらはや晩秋、もうすぐ冬将軍の来襲ですと。 仕事ははかどらず真っ青ですが、思えばこの半月の間に、ノドに悪い事ばかりしてました。十月半ばに高校同期会で函館に出かけ、30分のトーク。帰ってすぐマンション総会、翌日は『潮見佳世乃コンサート』で鶯谷へ。そして昨夜は久しぶりに歌舞伎座で、幸四郎や時蔵を楽しんで、帰りに軽く一杯。即位パレードがあって、東京は遅くまでざわめいていました。

カガミさんの御茶
2019年 · 2019/09/30
ネット見てたら、「文大統領がオウンゴール」とありました。 オウンゴールはサッカーなどで使われるスポーツ用語で、複雑な状況を一語で言えちゃう重宝な言葉。つまりこの場合、大統領が敵ゴールに蹴ったつもりのボールを、結果的に、味方に蹴り込んでしまい失点となった----という具合に読みとれるわけ。 この時思ったのは、そんな便利な言葉ってけっこう身近にあるし、自分たちで勝手に造語して使ってるってこと。周囲だけしか通じない言葉。ややこしい説明なしに、ピタッとはまるギャグ。 そういうものが、誰しも二つ三つあるでしょう。私も幾つかありますが、中で「カガミさんのお茶」をご披露したいです。

ワンス・アポン・ア・タイム・イン・柳橋
2019年 · 2019/09/09
今、劇場公開中の『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド』は、監督クエンティン・タランティーノ、主人公はレオナルド・ディカプリオとブラッド・ピット----。 ちょっとワクワクします。特にタラ監督のファンじゃないけど、あまりに小じんまりした映画が多い昨今、必ずこちらを裏切ってくれるハチャメチャぶりが面白くて。ミーハーのせいか9作中、5作観ていて、今回も残暑にめげず川崎まで行って来ました。

狐雨の夜
2019年 · 2019/08/25
外出の仕度をしていると、ザザザザ----と激しい雨の音。 この日の関東地方の予報は「天気豹変の恐れあり、所により雷雨、局所的に豪雨」です。いよいよかと“防護服”に身を固めて家を出たら、もう雲間から夕日が射す中に、パラパラと雨が-----。 そんな狐雨の夕方、納涼の呑み会のために横浜野毛へ。

いきなり猛暑
2019年 · 2019/08/02
長かった梅雨が明けると、いきなり猛暑。 梅雨の後半は、例の“謝罪騒動”でぐずつきまくり、『雨上がり決死隊』のファンの私は、ハラハラしてTVにかじりつきでした。 騒動については、もう諸説出尽くした感ありだけど、“フライデイ第二弾”に一言申せば、反社勢力の人の“証言”を、なぜこうも堂々と載せて世間を惑わすんだか-----。これは「どちらを信じていいか分からない」なんて次元の話じゃないでしょう。 それこそ“決死”の覚悟で謝罪に打って出た人の言葉を、私は信じたい。この暑い夏、「宮迫さん、頑張れ!」です。

斗南藩て知ってますか?
2019年 · 2019/07/12
今宵の呑み屋は、駅近くの居酒屋『たけもと』。評判通り、料理も酒もビールも大変美味しい。特に“鴨と万願寺唐辛子の炒めもの”は絶品で、皆の呑みっぷり食べっぷりは驚異的でした。 気分はハイになって、メンバーに会津と薩摩の出身者がいたためか、話題は会津戦争へと盛り上がって-----。 ところで会津藩二十三万石は、最後まで抵抗して滅んだのは誰でも知っているけど、その後“斗南藩”となったことはあまり知られていない。それもそのはず、存在したのはたった二年足らず!

志ん生は体に悪い
2019年 · 2019/06/26
もう、ン十年も築地の美人おかみだった私の旧友は、移転に反対してすったもんだのすえ、豊洲に移って行きました。 さて、もう二十年も前のこと、この彼女の夫君を、築地の癌センターに見舞ったことがあります。たまたま同じ病院に私の身内が入院していたことが分かり、ご挨拶かたがた伺ったのです。 病床で初めて会った夫君は、洒脱なお人でした。大腿骨の一部を金属に変えるという大手術の後でしたが、明るい窓際のベッドで、術後は良好だと淡々と語ってくれました(友人はこの時、不在)。 オッ、と目を奪われたのは、窓辺に上下二段でズラリと並べられた落語全集のC Dでした。さすが築地の旦那----と落語好きの私は急に親しみを覚え、誰がごひいきですか、と思わず問うたのです。 「いやあ、眠れない夜はねえ、枝雀とか、小三治ですか」  と照れながら私の大好きな名を挙げました。眠れない夜は屋上に出て、夜景を眺めつつ聴くこともあると。そして最後にポツリと、 「でもやっぱり志ん生ですね」  あ、やっぱり志ん生ですか。私は思わず笑い出して、ひとしきり志ん生の話が弾んだのでしたが----。

料理レシピの謎
2019年 · 2019/05/27
水も、調味料も、火加減もレシピ通りなのに、途中で水が足りなくなって慌ててカップ一杯の水を足す、なんてことありません? 私、「簡単手抜き料理」の実践家ですが、よく怒ってます。 およそレシピ通りに作って、美味しく仕上がるのは数えるほどです。それは腕が悪いから、といつも自分のせいにしてしまうけど、本当にそうでしょうか。不足したカップ一杯の水は、一体どこへ消えてしまったのかしら。

ゾンビ歩き
2019年 · 2019/05/06
いよいよ元号が変わったけど、皆様はお変わりないですか? 気が利かないことに私は体調を崩し、平成最後の五日間、昏倒していました。持病のめまいが二年も出ないので、つい油断し、字の細かい資料やネットを読み漁っちゃって-----。 あっと思った時は、いつものめまいと吐き気。せめてひどくなる寸前に病院によろばい込んだけど、それでも五日は寝込みました。頸椎と目の酷使から来る職業病で、もう十年以上の付き合いです。

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