作家・森真沙子ファン倶楽部が設立されました!!

 

2018年1月、作家・森真沙子ファン倶楽部が設立されました。ファンクラブ設立の発起人は、国際的に活躍されている実業家の岸田信高さん。森さんの高校時代の友人です。 そして、このサイトの運営は、森作品の愛読者をはじめ、故郷・函館出身の友人や知人らによって行なわれています。

トップ写真は、代表作『箱館奉行所始末』にちなみ、2010年に函館市五稜郭に復元された箱館奉行所の四季折々の写真を配信しています。また、ブログ「森真沙子の窓」では、森真沙子さんが身辺雑記やエッセイを定期的に執筆しています。

私たちと一緒に森真沙子さんを応援しませんか。あなたのご入会をお待ちしています。

※このサイトの無断転載を禁じます。


代表作『箱館奉行所始末』をご存知ですか?

 

  ★知られざる北の奉行所が舞台の痛快時代小説

 

 江戸末期、蝦夷地・箱館に徳川幕府が開いた〝箱館奉行所〟があったことをご存知ですか。実は、意外なことに函館人でさえ、知らなかったという人が多いのです。

『箱館奉行所始末』は、この知られざる北の奉行所を舞台に、凄腕の箱館奉行らの活躍を描くミステリー仕立ての痛快時代小説です。

この作品を多くの人に読んでもらいたい、箱館奉行所の存在とその歴史を知ってもらいたい、と森さんの母校・函館西高等学校の同窓生を中心にファン倶楽部を設立。さらに、この作品のドラマ化、映像化の支援活動も行なっています。



↑2010年に復元された箱館奉行所      (函館教育委員会提供)
↑2010年に復元された箱館奉行所      (函館教育委員会提供)
↑江戸末期の箱館奉行所          (函館市立中央図書館提供)
↑江戸末期の箱館奉行所          (函館市立中央図書館提供)

 

★函館観光のポイント、復元された箱館奉行所

 

 箱館奉行所が開設されたのは安政元年(1854)。日米和親条約によって箱館と下田が開港され、幕府は諸外国との交渉の窓口として、また蝦夷地の統治や開拓など北方政策の拠点として、箱館に奉行所を置くことにしたのです。

ところが、明治維新で新政府に引き継がれたものの、明治4年に箱館奉行所のほとんどの建物が解体されてしまいます。 その後、2010年(平成22年)函館市は国の特別史跡、五稜郭の歴史的意義や価値を伝えるために五稜郭内に箱館奉行所を復元しました。



   ▲箱館奉行所の役人たち。前列右二人目が杉浦奉行。

    『杉浦梅潭   箱館奉行日記』所収

  

★五稜郭は箱館奉行所の砦だった

 

函館観光の人気ポイント五稜郭。五稜郭タワーの展望台からは美しい星型の城塞が一望できます。五稜郭はその中央にある箱館奉行所を守るための外堀として建設されました。箱館奉行所はもとは箱館山の麓に置かれましたが、港湾から近く防備上不利であったために、この地に移転されました。

五稜郭の設計を担当したのは、箱館奉行支配の諸術調所教授役で蘭学者の武田斐三郎です。 



 ★「森真沙子ファン倶楽部」入会お誘いチラシ進呈

 ご希望の方は、問い合わせフォームまたはお電話にてご連絡ください。無料にて郵送いたします。 

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