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いきなり猛暑

長かった梅雨が明けると、いきなり猛暑。

梅雨の後半は、例の“謝罪騒動”でぐずつきまくり、『雨上がり決死隊』のファンの私は、ハラハラしてTVにかじりつきでした。

 

騒動については、もう諸説出尽くした感ありだけど、“フライデイ第二弾”に一言申せば、反社勢力の人の“証言”を、なぜこうも堂々と載せて世間を惑わすんだか-----。これは「どちらを信じていいか分からない」なんて次元の話じゃないでしょう。

それこそ“決死”の覚悟で謝罪に打って出た人の言葉を、私は信じたい。この暑い夏、「宮迫さん、頑張れ!」です。

 

話は変わって、三十三度を記録した一昨日の朝、ご飯を終えて何げに開けた冷蔵庫の中が、真っ暗! ブーンという通電音も聞こえない。目の前も真っ暗です、よりによってなぜ今日なの、って。電気製品っていつも、狙ったように故障する魔物です。

 

 

 


この春に食洗機が壊れたのも、私がある会合に出かける直前のこと。それでなくても約束の時間が迫って焦ってるのに、警報がヒステリックに鳴り、赤いランプが大げさに点滅する。よりによって-----と怒髪天を衝く思いで、あちこち電話しまくった。ようやく電気屋に来て貰ったけど、結局、修理不能。十日後に新製品が取り付けられ、届いた請求書は二十三万円だったっけ。

 

さて一昨日。まず取扱説明書に従い、応急処置として、家人と二人で汗びっしょりで大型冷蔵庫を動かそうとするも、重くてビクともしない。やむなく修理センターに電話。混んでいてなかなか繋がらず、三十分待ってようやく相手が出た。でも修理人が来るのは翌日で、型番が古いため部品が無く、“修理不能”もあり得ると。

トホホ----でした。この猛暑に、ビールもメロンも冷えないなんて。

 

そして昨日の昼は、三十五度。この炎天下、汗だくでやって来た修理人は、何とも頼りなさそうな小柄な老人でした。この人がどうやってこの大型冷蔵庫を動かすのか。「大丈夫ですかぁ」などと声をかけるも、無言で冷蔵庫の前に横たわるや底の部分をじっと見透かしている。そしてドライバーで冷蔵庫の足のストッパーをちょいちょいと外し、いとも簡単にスルスルと動かしたのでした。

 

原因は冷蔵庫の背部にホコリが溜まり、熱の放出が出来なくなってるんだそう。三十分かけての丁寧なお掃除で、ブーンと動き出したのです。請求は出張料3500円、技術料2500円と消費税。ン十万の支出を覚悟していた私は、作りたての冷たい緑茶を一杯にドーナツを一つ添えて出しました。

 

主婦の熱中症は台所が最も多いと知って、台所に大きな扇風機を置いて暑熱に備えていたのに、主婦は無事でも、冷蔵庫の方が熱中症にかかっちゃった----の図でした。

 

さていよいよ八月。猛暑お見舞い申し上げます。

ベランダの鉢の水遣り、シーツやタオルの洗濯の山、小まめな冷茶作り----と夏はそれなり忙しいです。

 

皆様、どうぞ熱中症に気をつけて、いい夏を!